オーストラリアの環境・文化
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オーストラリア基本情報 / オーストラリアの環境・文化

オーストラリアの『環境・文化』に関する基本情報になります。
オーストラリア留学で滞在する地域の環境や文化などは、留学先を決定する上でも重要となりますので、参考にご覧ください。



 

国名/首都

オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia) / キャンベラ



 

国土面積

約7,690,000  平方キロメートル

世界で最も大きな島であり、また最も小さい大陸でもあります。
面積は日本の約21倍と広大ですが、そのうち人が定住している地域はわずか約30%程度です。
特に中央部はレッドセンターと呼ばれ、荒涼とした砂漠が広がっています。
また、他の大陸からの地理的孤立や地質の変化に起因し、独自に進化したユニークな動植物が多く生息しています。



 
人口

約20,000,000人

総人口のうち、オーストラリア生まれは約75%程度、その他は世界各地からの移民により構成される多民族国家です。
様々な文化が混在していますが、国家としては“メイトシップ”と呼ばれる平等主義が1つの社会規範となっており、無階級性や社会的平等意識が強いのが特徴です。


< 各州の人口/面積/特徴 >

州都 州人口
[千人]
特徴
ニューサウスウェールズ州
NSW (New South Wales)
シドニー
(Sydney)
約6,657 国内最大都市。
ヨーロッパ人による最初の入植が行われた。
農業、酪農、鉱業に加え、製造業の基盤があり、輸出品全体の約3分の1をニューサウスウェールズ州で生産している。
またメディアや映画、ソフトウェア産業などのサービス業も発展している。
ヴィクトリア州
VIC (Victoria)
メルボルン
(Melbourne)
約4,888 国内第2の都市。
人口密度は最も高い。
かつては工業都市として発展したが、現在はファッションや創作芸術の中心地とされている。
スポーツも盛んで、毎年テニスやフットボール、F1などの国際大会が行われる。
クィーンズランド州
QLD (Queensland)
ブリスベン
(Brisbane)
約3,730 温暖な気候に恵まれ「サンシャインステート」とも呼ばれている。
東岸のビーチ、2,000km以上にわたるグレートバリアリーフの珊瑚礁、アイランドリゾートなど国際的な観光地が多くある。
IT、バイオテクノロジーなどのハイテク産業が発達している州である。
南オーストラリア州
SA (South Australia)
アデレード
(Adelaide)
約1,520 雨に恵まれた州南部の肥沃な土壌は農業、酪農に適しており、オーストラリアワインの代表的な生産地である。
州都“アデレード”は、ハイテク産業推進のために計画された多機能都市の建設地でもある。
また、一年おきにアデレード・フェスティバルが開催される。
西オーストラリア州
WA (Western Australia)
パース
(Perth)
約1,934 州面積は大陸の約3分の1を占める。
自然環境が多様で、独特の動植物や地球最古の岩石などが発見されている。
ユニークなエコツアーやダイビングが有名。
州都“パース”はビーチリゾート的な開放的な雰囲気と都市の利便性を兼ね備えた街である。
タスマニア州
TAS (Tasmania)
ホバート
(Hobart)
約473 本土とはフェリーで結ばれた山岳地帯。
国内で2番目に入植が行われ、かつては囚人流刑地であった。
偏西風の影響で降雨量が多く、水力発電、農業、林業、漁業、鉱業などが盛んである。
また、植民地時代の建物を多く残している。
北部準州
NT (Northern Territory)
ダーウィン
(Darwin)
約197 連邦建国以前から、インドネシアやパプアニューギニアとの関係が強い。
また、先住民の人口比率が最も高く、中央部のエアーズロックはアボリジニの聖地とされている。
主要都市は州都“ダーウィン”と、内陸のアリス・スプリングス。
首都特別地域
ACT (Australian Capital Territory)
キャンベラ
(Canberra)
約310 首都“キャンベラ”を新設するためニューサウスウェールズ州内に作られた特別地域。
国会議事堂、国立図書館、国立美術館、国立博物館、最高裁判所、戦争記念館など数々の国の施設がある。


 
気候

オーストラリアは、南半球に位置するため四季が日本と反対になります。
通常9月〜11月が春、12月〜2月が夏、3月〜5月が秋、6月〜8月が冬となりますが、日本のようにはっきりとした四季の変化はありません。
気候は熱帯の北部、荒涼とした内陸部、そして温暖な南部へと幅広く変化するのが特徴です。
また、紫外線が日本の約5倍と強く、全国的に紫外線対策プログラムが施行されています。
紫外線は11月〜2月の夏季が最も強いとされていますが、強弱は必ずしも気温に比例するものではないので年間を通して注意が必要です。


【 各地域の気候 】

< 北部 >
高温多湿で、1年を通じて25度以上の熱帯性気候です。12月〜3月は雨季で蒸し暑い日が続き、6月〜9月の乾季が最も過ごしやすい時期です。

< 西部・東部の沿岸部 >
比較的温暖で、雪もほとんど降りません。
人口の大半が東西沿岸部に集中しています。

< 中央部〜西部 >
降水量が少なく、殺伐としたアウトバック地帯。
砂漠は大陸の約20%程度を占めています。
エアーズロックや奇岩郡の国立公園などがあり観光客は多いですが、定住には不向きで人口は極めて少ないエリアです。

< 南岸・タスマニア >
冷涼な気候で降雪もあります。
タスマニア南西部はオーストラリアでも有数の多雨量地帯です。


【 サン・スマート 】
サン・スマート(Sun Smart)とは紫外線対策の一環として全国的に施行されているプログラムです。
「スリップ・スラップ・スロップ・ラップ」(Slip Slop Slap Wrap)というスローガンのもと、外出時の紫外線対策を具体的に(長袖シャツを着る・日焼け止めを塗る・帽子をかぶる・サングラスをかける)打ち出しています。
強烈な紫外線は皮膚がんを引き起こす原因にもなるため、特に子供たちへの指導が徹底しており、国民の意識は大変高いです。


【 花粉症 】
比較的温暖な地域では、年間を通じていろいろな種類の花粉が飛散しているため、花粉症などのアレルギーがある人は注意が必要です。



 
時差

広大なオーストラリアのタイムゾーンは3つ(東部・中央部・西部)に分かれ、サマータイムを実施している州もあります。
日本との時差は1時間〜2時間です。


【 サマータイム 】
英語ではデイライト・セービング(Daylight Saving)と言い、日の出時刻が早まる夏季に時計の針を1時間早め、夕方の明るい時間帯を増やす制度です。
サマータイムへの対応は、州により異なります。


< 日本との時差 >

時期 NSW ACT VIC TAS SA WA NT QLD
1月1日〜3月29日 +2 +2 +2 +2 +1.5 −1 +0.5 +1
3月30日〜10月4日 +1 +1 +1 +1 +0.5 −1 +0.5 +1
10月5日〜10月25日 +1 +1 +1 +2 +0.5 −1 +0.5 +1
10月26日〜12月31日 +2 +2 +2 +2 +1.5 −1 +0.5 +1
※ “+”は時計の針を進め、“−”は遅らせる。
※ WA、NT、QLDではサマータイムなし。


 
歴史・文化

オーストラリアにはもともと独自の言語、生活様式、信仰や文化を持つ先住民アボリジニーが暮らしていました。
しかし、ヨーロッパ人が植民地を建設するため渡来し、以降大陸はイギリス領として統治されました。
1901年、憲法を制定しオーストラリア連邦が誕生しました。
当初は移民制限法により人種問題に関して一線を画していましたが、次第にイギリスとの憲法上の関係は薄れ、1970年代には「白豪主義」も完全になくなりました。
第二次世界大戦後オーストラリアは好景気を迎え、社会や文化に大きな変革が見られました。
戦後の移民により人種が多様化し、迫害を受けていた先住民の生活改善、利益を擁護する法律なども制定されました。
また、経済力は鉱物資源開発により大きく成長し、社会保障の拡充や外交、教育、労使関係の改革なども進められました。
現在のアボリジニー人口は全体の約2%(約40万人)程度とされ、そのうち約70%が都市部に住んでいます。


【 アンザック・デー 】
オーストラリアは2度の世界大戦に参戦し多くの犠牲者を出しましたが、特に第一次世界大戦のアンザック軍兵士は特別に扱われ、その勇姿は今も伝承されています。
4月25日はこれまで戦ったすべての戦争でオーストラリア人が被った犠牲を偲ぶアンザック・デーです。



 
環境

世界でも生態系が例外的に多い国の一つとされ、独特の動植物や自然が見られます。
現在、グレートバリアリーフやエアーズロック、カカドゥ国立公園など14ヶ所が世界遺産に登録されています。
しかし、数年来の森林伐採、道路建設、不断の人口増加等により重大な環境問題に直面しており、現在も全国的環境課題に取り組み生態系全体への配慮に努めています。
国民の環境問題への意識は高く、都市部では特にリサイクル活動等が徹底しています。



 
政治体制

< 首相 >
ケビン・ラッド(労働党)

< 副首相 >
ジュリア・ギラ−ド(労働党)

連邦議会は下院(任期3年)と上院(任期6年)からなる二院制で、議員は直接選挙で選ばれます。
選挙権は満18歳以上のオーストラリア国籍を有する人に与えられます。
投票は義務となっており、投票率は常に90%以上を維持しています。
投票を棄権した場合は罰金が科せられます。



 
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